わたしたちについて
一般社団法人縁パワーは『持続可能な地域経営』をテーマに地域福祉を中心に据えた非営利型まちづくり法人です。
地域経営に必要な3つの要素、食・福祉・エネルギーの自治を通して地域に力を取り戻し、共に豊かに生きる共生社会の構築を目的としています。
『みんなが主役、協働のまちづくり』子どもも大人も、男性も女性も、高齢者も障害者も、みんなで社会活動に参加し、だれひとり取り残されず活躍する場がある、ということです。私はたちは誰もに輝く場がある、ということを信じ小さな拠点をつくります。

持続可能な地域経営
- ひと⇒地元雇用を生み出し、必要とされる人材を育てる。
- 資源⇒人を含めた社会資源見直し、食料・木材エネルギーなどの 地消地産を目指す。
- 経済⇒外部に依存して弱ってしまった地域経済を、域内でお金をまわし強くしていく。

3つの自給
食・農福連帯
高齢者や障がい者による援農や耕作。担い手がおらず放棄された畑は地主と契約を結び、就労継続支援事業の施設外就労とします。また法人では農園も所有、有機野菜や独自商品開発をします。
福祉・共生社会
地域の課題は地域で解決する。赤ちゃんからお年寄りまで、障害のあるなしに関わらず受け入れる小さな拠点、地域の居場所をつくります。小規模・多機能・分散型で限りある社会資源を活用します。
エネルギー・未来
電力小売りの収益を地域に還元し地域に根差した新電力として、経済の域内循環を目指し地域GDPを増加させます。子どもたちの未来のため、自然由来の電力を供給する事業所から電力を購入しましょう。
命をつなぐ食。課題でもあり社会資源となる耕作放棄地、休耕田を活用しながら食の循環を目指す。
持続可能な地域経営をしていくうえで、地域内で循環させるべきものに食があります。家の畑で作ったけど、家族が減り消費されなくなった野菜、法人農園で作った有機野菜、独自商品開発の六次化にも力を入れていきます。
地域の課題は地域で解決する。地域のニーズに見合ったサービスを展開していく。例えば、交通安全見守りシニア隊(小学生の登校の見守り)これは立派な地域福祉です。これを他にも拡げていくわけです。多くの住民に平等にサービスを提供する行政サービスとは対照的に、住民主体のサービスでは地域ニーズを拾い、地域ごとに必要な機能をもたせることができます。
例えば、学童クラブの補完や民間図書館、無料塾だったり、いきいきサロンの運営だったり、高齢者の移送だったり、地域の人口構成に合わせサービスを考えることができます。
2011年3月の東日本大震災以降、エネルギーについて真剣に考える人が増えました。陽光や風水力、地熱、バイオマスなど自然由来の再生可能エネルギーも普及し、非化石エネルギー政策を経産省の資源エネルギー庁も推進しています。2016年4月の電力の小売り完全自由化にともない、大手携帯電話会社、ガス販売会社、家電量販店も小売り事業に参入。既存大手電力会社も「発電部門」と「販売部門」とに分離しました。以前の市民電力といえば太陽光パネルを設置し発電、それを大手グリッドにFITで買い取ってもらい、その収益を暗い道に街灯をつけたり、していました。これからの市民電力は電力小売完全自由化で発電事業だけではなく小売りができるようになります。電力を地域電力に切り替えることで、域外に流出していた経済を域内でまわすことができるのです。
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